2020年1月6日訪問
味わいのある参道が花を添える静かでも確かな信仰の山
大山は神奈川県伊勢原市にある信仰の山である。大山道や大山街道(のちの国道246号線)に代表されるように、江戸期には「大山詣」が江戸で大流行していたのだという。
当時こそ江戸から徒歩で参る行楽であったが、21世紀の現在では小田急小田原線の伊勢原駅からバスで30分ほど登った終点「大山ケーブル」バス停がその玄関口となる。
「大山ケーブル」の名が指すように、大山に鎮座する「大山阿夫利神社」へはケーブルカーを利用して登ることになる。
バス停からケーブルカーの駅までは徒歩15分ほどの階段道となる。階段の周囲には土産物屋や飲食店が立ち並び、味わいのある風景を見せてくれる。
結構階段がしんどいのである。
ひたすら上り階段なので体感的には20分くらいかかる気がして大山ケーブル駅に到着。
のぼります
阿夫利神社駅に到着。
階段を上ると大山阿夫利神社の「下社」となる。
階段脇の売店にある謎の横断幕「ルーメソ」。縦にして、裏表ひっくり返してみると……
もはや「ルーメソ」は固有名詞として成立しているらしい。
階段を上ると一気に視界が開けてきます。
大山阿夫利神社の「下社」。下社……ということはつまり上社があるわけですが、上社は大山(標高1252m)の頂上にあります。上社への道も下社からありますが、高尾山なんて比にならないくらいの本格的な登山道で、散策や散歩の域は軽く超えて「登山」になります。
もし上社アタックをする場合はしっかりとした本格的装備、入念な登山計画で挑みましょうネ。
一般peopleは下社でも十分楽しいです。境内からは湘南方面が一望できます。
江の島が見えてきた、俺の家も近い~(古すぎる)
境内の端っこにある「茶寮 石尊」がよいのです。
外にカウンターもあり、暖かい季節はよさそう(この日は1月なので使われてませんでした)
かえります。
帰りのバスは鬼ほど混んでいましたとさ。
茶寮石尊……おいしかったしまた行きたい…!(が気軽に行けなさすぎる)