2016年9月2日訪問
静かに守られる坂道の迷路
須坂は、長野県北部にある。長野から長野電鉄線で20分程度の距離にあり、路線の主要駅になっている。
駅前は意外にも都市的な風情。
イオン須坂店。イオンなのに「ポッポ」という軽食の店があるという、商業施設好きにしか理解できない小ネタがある。
須坂は近代に製糸業で栄え、そのころの土蔵や商家が残るということで「蔵のまち」を名乗っている。
須坂ショッピングセンターパルム。上は市街地住宅だろうか。
裏手に抜けてきた。
どこか暖かい色彩のまちなみ
須坂は扇状地に開ける「坂の町」でもある。
須坂の名前は「須らく坂」からきているとかなんとか。
コンビニのアイコン。
旧上高井郡役所。長野県下で唯一残る郡役所の建築で、パステルカラーのさわやかな色彩が長野の心象風景を感じさせる。
酒蔵。お酒が飲めないので用事がないのが寂しい。
須坂はこれでいて重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)でない(注:目指してはいるらしい)のだから、その慎ましさを感じるというか、迷路な街の構造も相まって、「隠された風情あるまちなみ」という印象が強い。
劇場通り。独特の省略表現。
須坂は迷路の町。とも呼ばれる。
とはいえそれは近代に入って駅からの街路を放射状に引いたからであり、近代までの須坂のまちの構造は、中町を辻とする十字構造だった。
教えてほしい。
どっちを向いても緩やかな斜面になっている。
駅に戻ってきました。
次はどこに行こう。