2019年6月25日訪問
独自の"革新"で進み続ける――
京阪電車枚方市駅。京都と大阪を結ぶ京阪電車のほぼ中間に位置する拠点。
枚方は「アク」のある独特な革新を続けるまちだなと思う。
駅構内は無印良品の手によってリニューアルを施され独特な空間が広がる。
天井が低いこともあり写真以上にパンチのある空間に仕上がっている。
パンチのある独特な改札空間から外のデッキへ。高架駅の改札階レベルと歩行者デッキの高さが揃わないところに開発時期の違いを感じる。枚方のすきポイント。
南口ターミナルを囲うように再開発ビル「ひらかたサンプラザ」が囲う。そして奇抜な存在感を放つ「枚方T-SITE」…
枚方T-SITEは近鉄百貨店枚方店の跡地に建設された店舗。拠点性があるとはいえ一介の郊外都市になぜT-SITE…?と思うが、その正解は「枚方はTSUTAYAの創業地だから」というもの。
枚方T-SITEの店内は旧近鉄百貨店、そして枚方というまちそのものへの深い理解とリスペクトを感じる構成になっている。立派に地下食品売り場もあれば、お中元の取り扱いまである。
「旧近鉄百貨店跡」という表記に場所に対するリスペクトを感じる。すき。
ひらかたサンプラザの奥は官庁街になっているもよう
枚方市で分岐する交野線の高架橋を超える。ぞろぞろと大学生が駅へ戻ってきている。
川向こうの宮之阪地区。
レトロな雰囲気のイズミヤ枚方店。食品売り場はカッコよく改装されていた。
川を渡って戻る。ちなみにこの川は天野川(あまのがわ)という。七夕伝説が残っていたりする。
高架脇の路地
駅北側(西側)へ
イオン枚方店(旧枚方サティ)。店に元気がないが、貴重ならせんエスカレーターに乗ることができる。
駅北側の一角。
枚方市駅北口。
北口からは淀川を渡った先の高槻までのバスが頻発している。
枚方市駅は駅周辺の再整備に向けた検討が進められている。
2018年の記事だがイメージパースはなんとも「パンチ」のある計画ばかりが並ぶ。
――枚方でならこんな"夢物語"が実現してしまいそうな気がしなくもない。
無印な駅といい、「21世紀のための百貨店」みたいなT-SITEといい、枚方はどこかパンチのある革新を織り込みながら、進化を続けている。